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アラフォー主婦のろばと申します。
9歳下の夫とふたり暮らし。
夫→会社員
私→正社員17年目にして2024年5月末で正社員を卒業。パート就業へ向けて今はお休み中です。
ゆくゆくは夫婦2人とも【会社員】という形にとらわれない生き方(世間でいうFIRE)を目指し、年間200万円以上を貯蓄(貯金・投資)にまわすため日々無理のない節約生活を送っています。
今回は固定費の中から【住宅・車にかかる費用の節約方法】についてお話します。
1.住宅・車費節約にあたり確認すべきこと
以前のブログでFIREのFI「経済的自立(Financial Independence)」実現のためには収入に対する貯蓄割合を上げることが必須で、そのために家計管理を行うとお伝えしました。
毎月必ずかかってくる固定費は支出の中で割合が高いため、見直すことはとても重要です。
固定費は【住宅・車・保険・税金・通信費・水道光熱費】と様々なものがありますが、今回は固定費の中でも費用のかかる【住宅・車にかかる費用】についてお話します。
この費用については確認すべきことがあるので、以下で詳細をご説明します。
①住宅費
■マイホーム・賃貸住宅のどちらに居住するのか
ローン完済後資産になるからいつかは絶対マイホームを持つ…!そう思われている方が多いのではないかと思います。
マイホームを持つメリットとデメリットは何でしょうか?そこから考えてみます。
・自分の家を持てる安心感が得られる
・住宅ローン控除が使える
・住宅ローン完済後は家賃がかからず住居に住むことができる
・資産価値の上がる土地、建物を選ぶのが難しい
・土地、建物以外に20~30%の諸費用がかかる
(手数料、登記料、不動産会社の人件費・広告費、消費税)
・維持費がかかり続ける(固定資産税、修繕・リフォーム費)
長く居住すればするほど賃貸より割安になるますが、災害やご近所トラブル、ローン返済が難しくなる…など状況が変わって居住できなくなった際には諸費用の影響が大きくなり、割高になってしまいます。
ローン完済後資産になるかどうかは、リセールバリューが高い家を購入できるかどうかによります。リセールバリューが高い家とは路線価が高いところに位置しているかが重要ですが、将来的にも路線価が上がるか下がらない物件をみつけるのはなかなか難しいです。
では賃貸住宅に住む場合はどうでしょうか?メリット・デメリットを考えましょう。
・環境の変化に合わせて引越しがしやすい
・維持費がかからない(かかる費用は家賃+共益費と考えてOK)
・災害等で住宅が損傷しても大家さんや管理会社が修繕してくれる
・家賃を払い続ける必要がある
・リフォーム、リノベーションが難しい
・長く住んでも自分の資産にはならない
以上の点を踏まえ、居住する家はマイホームにするのか賃貸にするのかご家庭事情に合わせて決めましょう。
②車費
■車を所有する必要があるのか
車を所有していると出かける際や大型のものを購入する際など何かと便利ですよね。
ただし、維持費が高額になるため本当に必要かは適宜確認が必要です。
地方在住、最寄りの公共交通機関の乗り場までが遠方である、職場が公共交通機関の乗り場から遠く送迎も行っていないなどの事情がある場合は車なくして生活することは難しそうです。所有ではなくもっと最適な方法があるのか確認するために、車を所有しているとどのくらいの費用がかかるのか確認してみましょう。
■車の維持費(年間)
以下の表にまとめました。
表記載以外に車検代として軽自動車の場合6~12万円、2.0L以下の普通自動車で7~20万円かかるため、新車登録以外は2年ごとに車検を迎えるため、軽自動車ですと年間で約30~34万円、2.0L以下の普通自動車で約40~47万円かかることになります。
いかがでしたか。
利用日数が少ない場合はレンタカーやカーシェアを利用した方が毎月の固定費を削減できる可能性が高いため、各家庭の実態と照らし合わせて適宜確認が必要です。
2.住宅・車にかかる費用の節約方法
①住宅費
■適切な金額・補償の火災保険に見直す
所有物件、賃貸物件ともに不動産会社に勧められた保険に加入している方も多いと思います。所有物件であればローン期間と同じ長期契約を結んでいるケースが多いかと思うので途中での見直しは難しいかと思いますが、賃貸物件に住まれている方は見直しをすることで保険料が下がる可能性があります。
保険料比較サイトでお勧めのサイトは以下2つです。
my bestさんは所有物件の火災保険を比較検討する際に気を付けたいポイントがわかりやすくまとまっていますので、これから物件購入をされる方はぜひ一度ご確認ください!
■引っ越し費用
引越しは時期・会社によって価格が変わります。費用を抑えるためのポイントは4つあります。
・大手の引っ越し業者を利用しない
・相見積もりをとる
・安くなる時期、時間帯を選ぶ
・自分でできる範囲の作業や準備を行う
大手の引越し業者じゃないと不安…という場合でも相見積もりをすることで値引きをしてもらえる可能性がありますので、相見積もりは必ずするようにしましょう。
■賃貸物件をお得に借りる方法
賃貸物件を借りる際の初期費用ですが、確認次第で抑えることが可能です。契約の際には以下の4つのポイントに気を付けましょう。
・割高な火災保険
・害虫駆除や室内消毒費用
・法令を無視した仲介手数料
・鍵交換費用
この中で必ずお断りすべきものは2つ目です。
2つ目の害虫駆除・室内消毒費用は2018年に業者を入れずに不動産仲介会社が害虫駆除スプレーを使用していただけであることが判明する事件がありました。
入居時に自分で害虫駆除薬を使用することや清掃をすれば十分ですので、お断りしましょう。
それ以外は交渉次第で価格を下げやすくなります。
・割高な火災保険
保険会社や加入プランは入居者側に選択をする自由があります。
火災保険やオーナー指定のものに加入が必須と言われる場合があるので、指定のものと補償内容が同一であれば別会社で契約が可能か確認してみましょう。
・法令を無視した仲介手数料
仲介業者が受け取れる仲介手数料は法律で上限が「オーナーと入居者合わせて家賃の1カ月分」と決まっています。
ここで大切なのが「オーナーと入居者合わせて」という部分です。宅建業法46条で仲介業者が入居者から受け取れるのは原則として、家賃の0.5カ月分までと決まっているのです。
しかし仲介業者によっては、「オーナーからいただいているのは仲介手数料ではなく、広告料や情報提供料です!」といった言い訳をしてきます。
入居者が同意したら家賃の1カ月分まで支払えるからこのような言い訳をしてくるため、言われたら法律では0.5か月分までのはずですが…と話してみましょう。
・鍵交換費用
通常、キーシリンダー(施錠部分)は1万円~1.5万円あれば交換できます。
この価格よりも高い金額を請求されていたら、割高な費用を請求されている可能性があるので注意しましょう。
自分で鍵屋を呼んで交換してもらうのが一番安く済みます。
基本的に「鍵を勝手に交換してはいけない」という旨の記載は契約書にありませんが、自分で交換する場合は確認しておくと良いでしょう。
②車費
■リセールバリューを意識する
車の必要性を考えたうえで購入するのであれば、リセールバリューを意識した車の選び方を知っておきましょう。
リセールバリューとは「購入した物を再度販売するときの価格」のことです。
リセールバリューの高い車とは、中古でも欲しい人が多い車とも言い換えられます。
ちなみに、大衆車は数年で価格が半額程度になることが多く、リセールバリューの高い車は少ないです。
リセールバリューの高い車はベンツなどの高級車ですが、なかなか購入するには手が出しづらいですよね…。
大衆車でも「色」を意識して購入すると査定額アップが期待できます。
・黒
・白
上記の色は万人受けする色で飽きがこない色という特徴もあり、あまりこだわりのない方でも選びやすいため人気があります。
それ以外の色ですと顧客の好みがバラけることから査定額アップは期待できないため、購入時には自分の好みを優先するかリセールバリューを優先するか検討しましょう。
3.我が家が実践していること
①住宅費
我が家は現在賃貸住宅に居住しています。その上で実践していることは以下のとおりです。
■初期費用を抑える交渉を行った
・火災保険
不動産会社に勧められた火災保険と同等の補償内容の共済保険に加入しています。
掛け金は年間円と非常にお得です。
・害虫駆除や室内消毒費用
契約時にお断りし、自分たちで入居前に行いました。
■引越し費用
・相見積もりをとった
複数の引越し業者に相見積もりをしました。
一括比較できるサイトに登録するのが便利ですが、登録した後しばらくは営業電話が頻繁にかかってくるため、その覚悟は必要だと思います。
・梱包や荷解きはすべて自分たちで。また、運べるものは自分で運んだ
近隣への引越しだったため、運べるものは何度か車で運びました。
②車費
車を所有しなくても生活できる都市部に居住していますが、家族の介護や見守りのために所有しています。
固定費が大きくかかっている点なので何度も見直しを話し合っていますが、以前カーシェアを利用していた際に感じた「必要な時に空きがない」という不便さを理由に所有し続けています。
また、車でさまざまなところに行くことがリフレッシュにもなっているため、他の固定費削減を進めて補填するつもりです。
ちなみに車体の色も黒と白以外です。私たちは車費に関しては参考になる取組みはできていませんでした…。
4.まとめ
住宅費・車にかかる費用は固定費の中でも高額で、見直すが家計に与える影響が大きく、重要です。
とはいえ、無理な節約は長続きしないですし、毎日暮らす家や頻繁に移動手段として使う車のことはライフスタイルに合わせて無理なく選ぶことが重要です。
我が家のように「この費用の節約は難しいから別の費用を見直そう」といった家計全体で考えることをやってみてくださいね!
最後までお読みくださりありがとうございました!
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