実家の本棚
どういうきっかけだったか、全くおぼえていないのですが、ずっと、星野富弘さんの緩いファンでした。
実家に本があったのがきっかけかもしれません。
思うに、実家の本棚にどんな本があるかっていうのは、その家に育つ子供に影響を与えると思うんです。
両親は読書家でしたから、沢山の本がうちにありました。今でも有りますが。。。龍馬がゆくシリーズ等、全く興味のない父の書籍もありましたし、母の『きょうの料理』『ミセス』暮らしのなどは良く眺めていました。
その頃、多くの家庭で購入するのが流行りだったのか?夫の実家にもあった、えんじ色に白の文字、世界の有名画家の全集。
この間、シャガールChagallだけ持って帰ってきたので今一冊だけ我が家の本棚にあります。↓
他にも沢山好きな画家があるんですが全部持ってくるつもりはなく、数年前シャガール展の展示会で図録が売ってなくて買えなかったので、かわりに持ってきたのでした。。。
実家の応接間の本棚にその美術全集が置かれていて、幼い頃から眺めていました。若い頃はロートレックが一番好きでした。
さて…本題に戻りますw
星野富弘さんのベストエッセイ集ひとを読んで、改めて思ったことは、凄い文才もあるかただなぁ、と
じつは、今まで詞画集を読むとき、エッセイはぁりよんでなかったのですね…
やはり、自然豊かな群馬県の山間で住まれていたからか、自然観察が凄いし、自然から色々感じられて、言葉で表現されているんですね。。。
この間、渡良瀬川のほとりの星野富弘美術館に行って、あそこら辺一体の雄大な自然の中で星野さんは育ったんだなぁ~と。
本のなかに、星野富弘さんが奥さまの昌子さんにプロポースするシーンがあるのですが、それが昌子さんによる手記と内容が微妙に違うのです…w
富弘さんは前向き、昌子さんは慎重な感じ。。。
お互い、自分に都合の良いふうに覚えているっていうわけなのかな??まあ、人間のさがだとは思いますが。ƪ(˘⌣˘)ʃ