さつまいもの季節がやってきました!
今回は、さつまいもを使った「さつまいもご飯」を作りました。
さつまいもを調理する際に迷うのが、皮をむくか、むかないか。
そこで、皮つきと皮なしの両方を試して、どちらが美味しいのかをくらべてみました。
きっかけは土井先生
さつまいもご飯は、おかずのクッキング No.238に掲載されている、土井善晴さんのレシピを参考にしました。
炊き込みご飯って昆布とか必要なのかと思っていましたが、調味料はしょうゆのみです。
こんなに簡単に作れるんですね。
このレシピでは「さつまいもは皮をむく」と書かれています。
さつまいもは皮に栄養が多いと聞きますし、皮をむくのはもったいない気がしてしまいます。
しかしながら、土井先生が「皮をむく」と書いているということは、もしかしたら皮をむくことで劇的に美味しくなるのかも。
家には大量のさつまいも。
せっかくなので、皮つきと皮なしの両方作ってみようじゃないですか。
【1】皮つき さつまいもご飯
まずは皮つきで作ります。
さつまいもの種類はシルクスイートで357g。
一口大に切って
お米2合、しょうゆ大さじ2と一緒に炊飯器で炊くだけです。
炊きあがりました。
炊飯器を開けると、黄色と紫の彩りが鮮やかです。
お茶碗に盛り付けて、いただきます!
炊く前は、本当にさつまいもが柔らかくなるのだろうかと思いましたが、しゃもじで潰せるほど柔らかくなっています。
混ぜたらほとんど潰れてしまったので、形が残っている1つを救出し一番上に。
きれいに盛り付けたい場合は、混ぜる前に何個かよけておくと良さそうです。
味の感想は後ほど。
【2】皮なし さつまいもご飯
皮ありを作ったのとは別の日ですが、今度は皮をむいて作りました。
さつまいも314gに対して、今回もお米2合、しょうゆ大さじ2を入れました。
今回はかなり大きめにカットしてみました。
炊きあがりました。
蓋を開けると輝くような黄色。ちょっとパイナップルっぽくも見えます。
お茶碗に盛り付けて、いただきます!
こんなに大きいですが、今回もしゃもじで簡単に潰れるくらい柔らかく仕上がっています。
前回からの学びで、混ぜる前に何個かよけておきました。
さすがに大きすぎた気もしますが、小さいとしょうゆの味がさつまいもに染みこみすぎるので、大きめに切るのがおすすめです。
縦長に切りましたが、もっと丸みを感じる切り方にした方がさつまいもらしさが出たかもしれません。
で、どちらが美味しい?
結論としては…「どちらも美味しい!」です。
尻すぼみですみません。
実際に食べくらべてみて、やはりそれぞれの良さがあり、食べるシチュエーションや好みによって使い分けるのがベストだと感じました。
・紫色の皮がご飯の中で映える
・皮のほんのりした渋みを味わえる
・皮の食感がアクセントになる
・より栄養価が高い
・作る手間が少ない
・甘さがより強く感じられる
・食感がなめらか
・苦みがない
・さつまいもとご飯がより一体化する
・お祝いなど特別な席にも良さそう
程よい渋みと食感のアクセントを求める時は皮つき、甘さと滑らかな食感で食べたい時は皮なしで楽しみたいと思います。
皆さまも、それぞれの好みで秋のさつまいもご飯を楽しんでくださいね。