米大統領選とPodcast
アメリカの大統領選もいよいよ終盤。
今回の選挙は、ポッドキャストが大きく影響している、という話を何度も目にする。
・2024年は"ポッドキャスト選挙"なのか?
テレビや講演会とは違って、
一般層により「親しみやすく、陽気な雰囲気」を出せるメディアとしてポッドキャストが有力なんだそう。
・ポッドキャストがいかにアメリカ大統領選を変えたのか?
これもわかりやすかった。
ゴルフやMMA(総合格闘技)に興味のある男性層に
"男らしさ"アピールするトランプ氏。
'manosphere'というワードが使われてますが、
UFCの大会がラスベガスのMSG Sphereで行われていたこともあわせてかけた言葉なんだと思います。
ゴルフがハッスル系の若年層に広がっているのは全然知らなかったな。
やっぱり大きな話題は、
ポッドキャスト界の帝王、ジョー・ローガンとトランプがインタビューをしたこと。
実際トランプはUFCやプロレスを長年サポートしていたこともあり、
格闘技愛はホンモノ。そこをうまく活用したのは流石で、
マスキュリニティーに訴えかけるトランプ氏の戦略は、上手くいってるみたい。
ビジネスが上手いなぁと改めて思う今日この頃。
・ポッドキャストは政治を左右し得る。 | 世界のねじを巻くラジオ
ただ、ジョーローガンのPodcastばかりが話題になっているけれど、
カマラ・ハリスもわりと色んなポッドキャストに出演していたり。
カマラ・ハリス氏はやっぱり女性やリベラル系のポッドキャストに出演しているし、
それもなかなか良い反応だそう。
いやー面白い世の中になってきたな。
テレビや講演会都は違う、雑談レベルでの姿を知れる(聞ける)というのは新しい政治の形な気がするし、アピールする側も大変なんだろうなと。
日本だと、まだ政治家が一般のポッドキャストに出演する、
なんてのはあまりない例だけど、今後はそういう番組も増えてくるのかも??
今回の大統領選はほんとにシーソーゲームな状況なので、
どちらが勝ってもおかしくない状況。
個人的には、もちろんカマラ・ハリスに勝ってほしいけれど、
ちょっとトランプが優勢なのかなぁ、なんて遠くから見ていると思う。
海外の選挙なんて見ていてもしょうがない、と思う人もいるかもしれないけれど、
日本はアメリカの政策の影響を(良くも悪くも)ダイレクトに受ける国だと思うので、
一応しっかり動向は見ておきたいなと思います。
そろそろこの辺で。