コーヒーロースト東海さんで購入したコスタリカ エルサル ルマ。
こちらの豆を美味しく淹れるために試行錯誤した様子を記事にしました。
記事の最後には、参考のために使用したレシピを載せています。
前回の記事はこちらです。
oishi-coffee-life.hatenadiary.com
使用する豆
名前
コスタリカ エルサル ルマ
価格
1880円/240g
産地
コスタリカ ウエストバレー エルサル ルマ農園
焙煎度合
ハイロースト
焙煎からの経過日数
21日(約3週間)
味の説明
店舗のコーヒー豆紹介より
より甘みを感じるイエローハニー製法。
今回の抽出の狙い
前回までの抽出方法で淹れたコーヒーは、口に入れた瞬間に渋みを感じる仕上がりでした。
もしかしたら抽出のやり方に問題があるかもしれないと思い、4:6メソッドの淹れ方を見直すことにしました。
こちらの動画を参考に淹れ方のお手本を見て、改善点がないか探ってみます。
抽出してみた
動画を観て、私が見落としていたポイントが3つありました。
①ペーパーリンス(ドリッパーにセットしたフィルターにお湯をかけること)をやる
これまでの抽出ではペーパーリンスはやらないことが多かったです。
ペーパーリンスをすることで、フィルターの紙のにおいが落とせることや、抽出し始めの美味しい成分を紙に吸い取られることを防ぐ効果があるそうです。
ペーパーリンスが必要かどうかは人によって分かれるところですが、ここは動画の解説に従ってペーパーリンスをやることにします。
②挽き目は粗すぎるくらいでいい
動画内のコーヒー粉を見ると、私が挽いたものより少し粗いようでした。
だいたいタイムモアC2だとつまみを28~32回操作したくらいが丁度よさそうです。
以前もこれくらいの粒度で豆を挽いていましたが、抽出を繰り返すうちに、これでよかったんだっけ?とあやふやになっていました。
今回動画を見直したことで、このくらいの挽き目が基準であることを再確認しました。
③お湯を注ぐスピードをもっと速く
動画のお湯の注ぎ方は、1,2投目は6ml/秒、3投目以降は1ml/秒でした。
私の注ぎ方はこれよりもだいぶ遅かったので、お湯と豆が触れ合う時間が必要以上に長かった可能性があります。
これまでよりも気持ち大胆にでお湯を注いでよさそうです。
動画で確認したポイントを意識しつつ、ベーシックな4:6メソッドでコーヒーを淹れていきます。
参考にした動画でも言及されているのですが、抽出で注いだお湯が結構早く落ちていくことが分かります。
お湯を注ぐ間隔はだいたい40~30秒ですが、次のお湯を注ぐ数秒前には完全にお湯が落ち切っています。
あまりに早くお湯が抜けてしまうので、ほんとに抽出できてる?と心配になりますが、これくらいでいいみたいです。
さて、抽出したコーヒーからは柑橘系を連想させる酸味を感じる香りが漂っています。
コーヒーの見た目は濃過ぎず薄すぎず。
結構早くお湯が抜けていたので、もっと薄くなるかと思ったのですがそんなことはありませんでした。
ひと口飲んでみると、まずは甘みが口に広がり、後から少しだけ酸味が感じられます。
全体的に甘さが強く、ナッツっぽい風味。
コーヒーの温度が下がってくると、酸味が強くなりジューシー感も出てきました。
課題だった雑味や渋みはなく、美味しい部分だけが出せているようです。
適度な濃度感で、あっさりめの美味しいコーヒーになりました。
お手本を参考にしたことで、ここまで変わるのかと驚きです笑
私の感触としては、お湯を注ぐスピードを速めるのがポイントだったように感じます。
お湯の流れを速くし、美味しい部分だけをさっと溶かしだすイメージで抽出したらいいのかな~、と思いました。
振り返り
4:6メソッドの動画でポイントを確認しながらコスタリカ エルサル ルマを抽出してみました。
甘味や酸味を引き出し、雑味やエグみを抑えた美味しいコーヒーになったと思います。
今回学んだポイントを踏まえて、酸味や甘みを際立てるようにレシピを調整していこうと思います。
今回のレシピ
今回確認したポイントを太字にしています。
使用する器具
- ドリッパー ハリオ V60
- ペーパーフィルター
- ドリップポット 山善 ドリップケトル
- コーヒーサーバー
- コーヒーミル タイムモアC2
材料
- コーヒー豆 20g 粗びき(コーヒーミルのつまみを34回操作)
☆挽き目の目安は市販のコーヒー粉よりも粗くするくらいです - お湯 93度で300g
レシピ
- ドリッパーにフィルターをのせ、サーバーにセット
☆フィルターにお湯を行き渡らせるようにまわしかける(ペーパーリンス) - お湯が落ちたら、挽いた豆をドリッパーに入れる
- タイマーをスタートし、お湯を60g注ぐ
☆1投目と2投目は10秒かけて注ぐ - 45秒経ったら、お湯を120gまで注ぐ
- 90秒経ったら、お湯を180gまで注ぐ
☆3投目以降は6秒かけてお湯を注ぐ - 130秒経ったら、お湯を240gまで注ぐ
- 160秒経ったら、お湯を300gまで注ぐ
- お湯が落ち切ったら抽出完了!
抽出時間の目安は3分30秒です。
お湯抜けが早過ぎたり遅すぎたりしたときは、豆の挽き目を変えて調整してください。