健康のために栄養バランスを考えた食事をしたいですが、食材を色々買ってきても1度で使い切るのが難しく、余った食材の消費に日々追われております。
数年前に買った有元葉子さんの料理本「ひとりごはんの愉しみと工夫」。
料理本を買っても実際に作ってみるのは1品2品くらいで、「美味しそう~」と眺めて終わることが多いのですが、こちらの本は実際に何品も作って活用しています。
食材を数日かけて上手に使い切るコツが紹介されていて、ひとりごはんに限らず参考になるものばかりです。
本の中からささみを使った料理を作ってみました。
1日目「中華スープ」
ささみを買ってきたらまずは「中華スープ」を作ります。
鍋にささみ、ショウガ、ネギ、水を入れて煮るだけです。
レシピでは調味料は一切入れていないのですが、私は塩をひとつまみだけ入れました。
このスープ、超シンプルなのに本当に美味しいです!
このまま飲んでも良いし、どんな野菜でも合うので冷蔵庫に残った野菜の片づけにももってこいです。
残りはタッパーに入れて保存して翌日へ。
2日目「ささみと玉ねぎのあえもの」
ささみを手でさき、玉ねぎ、レモン汁、オリーブオイル、塩コショウを加えて混ぜます。
あっという間に「ささみと玉ねぎのあえもの」が完成です。
レシピに忠実に、クレソンとレモンを添えます。
こりゃまた使い切るのが難しいクレソンを買ってしまうという…。
でもクレソンがあると一気にオシャ感が出ます。
3日目「鶏スープかけご飯」
ご飯を盛って海苔を散らし、ささみ、白髪ネギ、わさびをのせます。
そこに温めたスープをかけたら「鶏スープかけご飯」の完成です。
これもシンプルなのにめちゃうまです。
海苔は必須です!
鶏の旨みが溶け出したスープに海苔の風味が抜群に合います。
チューブのわさびを使いましたが、おろしたての生わさびだとさらに美味しいんだろうなぁ。
写真を見ていたらまた食べたくなってきました。
有元葉子さんからの学び
「最初にまとめて下ごしらえをして作り置きする」をテーマにした料理本は数多く出版されていますが、有元葉子さんのレシピは調味料を控えめにして、素材そのものの美味しさを活かすのが特徴的です。
シンプルな味付けにとどめておくと、いかようにもアレンジできて便利ですね。
それから香味野菜を上手に使えば、味つけはごくごく少量でも十分美味しいということも実感。
なんだか質の高い食事をした気持ちになります。
有元葉子さんの美意識をわずかでも取り入れて、健康的な生活を身につけていきたいものです。
▼今回参考にした本はこちらです。
▼こちらの本もおすすめです。
料理だけでなくライフスタイル自体が素敵な有元葉子さん。
これを読むと家の片づけをしようという気持ちになるので定期的に読み返しています。