日本の季節には四季折々の魅力があり「その中のどの季節もしっかりと楽しむべきだ!」と思いながら「僕の好みに関係なく季節は変わっていくじゃんか!」ならば、それぞれ全てを好きになった方が良かろう…という打算的な考えを持っているから「どの季節もそれぞれに素晴らしい」と思う(ようにしている)。
そんな僕のスタンスとは関係なく、少しでも暑いと思えば「まだ夏だ」と言い、少し寒くなると「日本には秋がなくなった。もう冬だ。」と言う人も沢山いる。
「そんなヤツは短く感じる秋を満喫していないから秋がなくなったように思うんじゃあないの…。そんなヤツがそう感じるのは感度というか感受性の鈍さだよ。ああ、嫌だ嫌だ…。」なんてことをよく思っていたのだけど、僕も年々「冬の寒さが嫌なもの」になってきているようにも思う。
寒さを疎ましく思い、「冬の寒さも、楽しもう!」とポジティブに思うことが減ってきているようにも思ってしまうのだ。そんなことを考えていると「やはり秋が短いのだ…。なんなんだよ、もう冬かよ…。」と思っている自分に気が付く。僕も人のことを言えない…。知らぬうちに、僕も「秋が短い説」論者になっているようだ…。僕も「そんなヤツ」なのだった。
さて、先週末から日本にも寒波が来ていてニュースでは各地の雪が降る様子などを報じている。僕の住む沼津ではまだ雪は降っていないが、随分と寒くなった。全国的に見れば暖かな沼津なのだろうけど、寒いものは寒い。
外回りをしていると、なにもずっと外にいるわけではないのだけど、やはり「冬が一段階ギアを上げてきて、少し前よりも寒くなった…」と感じてしまい、帰宅するとすぐに熱い風呂に浸かりたくなるし、温かさを感じられるような食物が欲しくなった。
そんな訳で、今日は帰宅途中に豆腐と鶏肉を買って帰って「鶏鍋」を食べることにした。
帰宅してすぐに熱い風呂に浸かり、その間にクツクツと煮込んでおいた「鶏と豆腐」を食べることにする。
今日の外回り業務の間に車中で聞いたラジオでは「クリスマスソングというものは12月に入るとやたらにかけるけど、そのピークはクリスマスイブであり、クリスマス当日にはそんなにかけることもない…」とのことだった。
これはそのパーソナリティの方の持論であり、世の中のことのラジオ全般がそうなのかもよく分からない。僕はそれが分かるほどラジオを聞かないから…。
それでも「うむ、そうなのか…」と思いながら酒を飲みながら夕食の支度をして、夕食を摂りながらクリスマスソングをかけて、そんな音楽を聴きながらこのブログを書く…。
「歯がキュキュッとする問題」を解決できていない菠薐草を加えた鶏鍋を食べながら、僕の生活には似つかわしくもないクリスマスソングをかけて過ごす夜。「ながら行為」ばかりの中、クリスマスの訪れを楽しむ。