We made it this far! - My Rustic Style

28年間は結構長い。

人生の半分以上をアメリカで過ごすとは考えてもいなかった青春時代。そして、その大半を、夫と共に過ごしているのだから、ちょっと“つがい”の域に達しつつあるのではなかろうか。

喧嘩の多い私たち夫婦が、何とか28回目の結婚記念日を健やかに迎えられたのはシンプルにミラクルで、世界の七不思議に数えられても良いと思う。😇

センチュリオンを目指している夫、毎日エクササイズをこなし、サプリメントは勿論、フラックスシードやチアシード入りのフルーツ・スムージーで出勤し、今も筋金入りの健啖家。

私はそこまで長生きしたいとは思っていないが、年上の夫の介護は全うするつもりなので、これからも二人三脚で元気に頑張っていけますように。

ここ数年、結婚記念日が同じ夫の幼馴染夫妻と一緒にお祝いしていたのだが、今年はどちらもうっかり約束をするのを忘れていた。まあ、そのくらい緩い感じが良いのだけれど。笑

ということで、今年の結婚記念日は、夫婦二人だけで新しくopenしたレストランでお祝いをした。私の大好きな地中海料理。いつもの様に、どこで食事をするかの決定権は、夫にはほぼ無い。😇

夫のお父さん側のファミリーの伝統で、クリスマスにはビーフテンダーローインを食べる我が家。なので、クリスマス前には、みんな牛肉を避ける傾向が。笑

軽めの魚介類メニューが豊富な地中海料理はパーフェクト。

シャンパンはクリスマスに飲むので、いつものようにシャルドネで乾杯。

ただ、最近の流行なのか、MEAD(ミード）というワインとハチミツを掛け合わせたようなハニーワインの風味に近かった。ハニーワイン市場は最近大人気だ。

アパタイザーは、湯引きしたようなレッドスナッパーが、オレンジ、ケイパー、ハーブ、XVOOで和えられたものと、マッシュルームのフラットブレッド。レッドスナッパーはもっとオレンジの風味を出してくれよ！と、思うくらいBlandなお味。イマイチｗフラットブレッドは生地のお味がとても美味。

本当はロブスターを食べたかったのだが、パスタ系だったのでパス。他のお魚はシーバスばかりだし、結局、無難なスキャロップに💦　でもね、スキャロップを食べるなら、くら寿司の北海道スキャロップを食べた方が良かったな～。笑（庶民舌）

夫はシーバスが大好きなので、地中海料理ということもあって、ヨーロピアン・シーバスのBranzino（ブランズィーノ）をオーダーしていた。

Branzinoも美味しいのは美味しいのだが、Blandなお味。何だろう？塩味はしっかりあるのだが、こうパッとしないのだ。

結局いつも、おうちごはんの方が美味しく感じてしまう。夫も「Youの焼いたアジの開きの方がよっぽど美味しいね」と言っていた。アジの開きってｗｗｗ

唯一感動したのは、デザートのBaklava(バクラヴァ)！　今まで食べてきたバクラヴァの中でも一番濃厚で、ナッツの風味も香ばしくて、とにかく美味しかった。

食事は、確かにどれも美しかったし、美味だったが、何だろう？　お洒落なレストランって、みんな同じ様な味に思えてしまうのだ💦　結局、私たち夫婦のような庶民には、B級グルメが一番合っているのだと思う。家族経営の小さくて小汚いのに何十年も地元民から愛されているレストランとか、移民の人達が営んでいるauthenticなレストランとか。

あー、でもそれだと、記念日のお祝いには向かないかな？

食後はモールで少しお買い物。クリスマス直前のモールの外では、チラホラと粉雪が舞う中、ライトアップされた数台の馬車が走っていたり、両手にショッピングバッグ🛍️を抱えたお客さんで結構賑わっていた。

そう言えば、私たち夫婦は今でも手を繋いで歩く。無意識に手を繋いでいる。でも、それが仲良しの証拠と言われると、ちょっと微妙。(アメリカでは、年老いたカップルでも手を繋いでいる人は多い)

私たちは、絶望的に話が噛み合わないことの方が多いし、大喧嘩の数も天文学的な数字に上る。笑

それでも、年を重ねたお互いの手を見ながら、こうして28年もの間別れもせずに、よくここまで一緒にsurvive出来たなぁ、とつくづく(自分で)感心しながら、モールを歩いた。

ちなみに、2年後の30周年記念日は真珠を贈るそう。ただ、真珠ならミキモトさんで購入した良い物を持っているし、普段の生活ではなかなかつける事も無いので、ダイヤモンドにしてくれないかな？と、目算している妻であった。

さて、ウェストヴィレッジ計画に進展があった。

やっとラグが届いたのだ！🎉