以前、こちらの記事で紹介したレシピを抜粋しました。
oishi-coffee-life.hatenadiary.com
まだまだ改良の余地はありますが、何かの参考になればと思い、別途記事にします。
このレシピをベースに、美味しい淹れ方が見つかったら、紹介したいな~と思っています。
レシピの概要
お手軽に1杯分(120g)抽出したいと思い、考えたレシピです。
蒸らし→抽出①→抽出②、の3段階。
抽出①と抽出②の役割(例えば、抽出①で美味しい成分を取り出し、抽出②で濃度調節、のようなもの)は特に決めていません。
私が試したところ、濃度感が低く、甘みが出やすい傾向でした。
器具
- コーヒーミル(豆から挽く場合)
- ドリッパー(形状はなんでもOK)
- ドリップポット(なければやかんや普通のポットでもOK)
- ペーパーフィルター(フィルターいらないタイプのドリッパーなら不要)
- サーバー
なければコーヒーを飲むマグカップに直接ドリッパー載せてOK - スケール
重さを測りながら抽出するので必須
なければ目分量でも、まあ、、OK! - タイマー(スマホでOK、時計の秒針もアリ)
材料
- コーヒー豆 10g
スケールがない場合は、ドリッパー付属のスプーン1杯分くらいかな? - お湯 120g
抽出中に豆やペーパーフィルターがお湯を吸うので、出来上がったコーヒーはこれより少し少なくなります
お湯の温度は90度くらいが目安
温度計がない場合は、お湯を沸かしたものとは別にもう1つポットを用意して、
①お湯を沸かしたポット→別のポット
②別のポット→お湯を沸かしたポット
③お湯を沸かしたポット→別のポット
と、移し替えを3度行うとだいたい90度くらいになります。
レシピ
①豆を挽く
挽き目は粗めにします。
挽き目が細かいと、濃くなりすぎて雑味が出たりすることもしばしば。
特に抽出に慣れていない場合は粗目にした方が美味しく仕上がりやすいです。
味が薄くなんだか物足りない、と感じたら少し挽き目を細かく調整していきましょう。
※挽き目に関しては人によって意見が分かれるところです。
いろいろ試して自分の淹れ方に合う挽き目を探してみましょう
参考までに私が使った豆はこれくらいに挽いています。
タイムモアC2というコーヒーミルで、28クリック(ミルのつまみを締めた状態からカチカチひねった回数のこと)にしています。
スーパーで売っている豆よりも粗めで、よく見ると豆の丸みが残っているかな~、くらいにしています。
②ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、軽くお湯をかける
フィルターをドリッパーに軽く押し当て、片手でフィルターを抑えながらお湯をかけると、きれいにフィルターがくっついてくれます。
③お湯を20gまで丁寧に注いで蒸らしを行う
粉の中央からゆっくりのの字を描いて、粉全体にお湯をかけていきます。
せっかくなので、蒸らしをしているコーヒー粉から出るいい香りを楽しみましょう。
お湯をかけ終わったら、タイマーをスタート。
以降は、時間を目安にお湯を注いでいきます。
④蒸らしから20秒経ったらお湯を50g(蒸らしからの合計で70g)注ぐ
今度も粉の中央からのの字を描いて、粉全体にお湯をかけます。
この時は、蒸らしの時より気持ち早くお湯を注ぎます。
お湯の勢いでドリッパー内を撹拌し、美味しい成分をより引き出すためです。
お湯を注ぐことで、蒸らしで盛り上がったコーヒー粉が崩れてしまってもOKです。
というのも、膨らんだコーヒー粉を崩すまいと丁寧にお湯を注ぎすぎると、抽出に時間がかかって濃くなってしまいがちになるからです。
また、ドリッパーの端までお湯をかけても問題なし。
粉全体にまんべんなくお湯を注いでいきましょう。
⑤蒸らしから70秒経ったらお湯を50g(蒸らしからの合計で120g)注ぐ
④と同じようにお湯を注いでいきます。
⑥お湯が落ち切ったら抽出完了!
ドリッパーから落ちるお湯が、ポタッポタッ、くらいになったらドリッパーを外してOKです。
完全にお湯が垂れなくなるまで待つ必要はないです。
⑦出来上がったコーヒーを撹拌してマグカップに注ぐ
抽出したばかりのコーヒーは、溶けた成分が均一になっていません。
カップに注ぐ前にサーバーを円を描くようにゆすり、中身を撹拌しましょう。
マグカップに直接出した場合、量によってはゆするのが難しいと思います。
そんなときは、ひと口飲んでゆする、またひと口飲んでゆする、というように、飲みながら撹拌してみるのもありかと思います。