少し前のニュースで、ハーレーダビッドソンのことを報じていた。
公正取引委員会がハーレーダビッドソンジャパンに独占禁止法違反の疑いで立ち入り検査を行った
とか、なんとかかんとか…
ハーレーダビッドソンといえば、思い出すヒトがある。
彼女はバイトで塾講師をしていたときの同僚の先生。もう60代の彼女は、どこか気品のある控えめな方だった。確か、私の少し後入職してきた。(大学生だけでなく、中高年の先生も積極的に採用する個別指導塾だった。)
確か数学が専門だったけど、私と同じく英語も教えていた。
未婚のお嬢さんと海外旅行をよくしていると話していた。
あるとき、彼女が塾の壁際にじっと、たたずんでかたまっていた。どうしたんだろう?と思ったら、大学生の先生がコピー機を使い終わるのを待っている様だった。それも、かなり離れたところで。
実はその大学生、いわゆる『イケメン』だったのだが、それで恥ずかしく離れたところで待っていたのだという。。。
そんな、純で可愛らしい一面のある先生だったけど、あるとき御自身の夢は、ハーレーダビッドソンに乗ること、それと乗馬🐎。と語っていた。とっても意外だった。ダビッドソンのパンフレットが時々届くという。会員にでもなってたんでしょうかね…
この塾は、暫くして閉校になり、私たちは近くの姉妹校へ移ることになった。
そこでも、色んな生徒や先生との出会いがあった。楽しかった‼️
おなじ時期に教えはじめて、たまたま研修のあと、方向が同じで電車で一緒に帰ってきた大学生の男の子。そのとき、音大生であることを知った。桐朋学園大学のピアノ科で学んでいると語っていた。
私が尋ねると、ピアノの練習は1日9時間すると聞いて驚いたものだ。そのため、修学旅行も行けなかったとか。(修学旅行の件は、彼が生徒に語っているのがたまたま聞こえたから)。
その先生の演奏会に、ハーレーダビッドソン好きな先生と出掛けたことがある。
実は、暫く前に私は病気で手術を受けて、回復が思わしくなく、それがきっかけで不本意ながら、離職していた。
私が離職した少し後に、彼もやめたとのことだったけど、塾でまだ2人とも教えていたころ、リサイタルのチケットを分けてもらって聞きに行ったことがあった。演奏がホントに素晴らしく、感激したものだった。「こんなショパン、初めて!」という感じ。
それ以来のリサイタルだった。
二回目はチケットを分けてもらったわけではなく、たまたまネットで見つけた。久しぶりに、ハーレーダビッドソン先生を誘って表参道のカワイのコンサート・サロン・パウゼ に出掛けた。
久しぶりの彼は、なんか雰囲気がガラッと変わっていて…ちょっと格好つけすぎな感じがして、聞いたことのない凝ったショパンを弾いた。
私は2回目より、はじめて聞いた時の方が100倍くらい良かったし、感動した。。。
リサイタル後ハリーダビッドソン先生とランチして、私が去ったその後の塾の様子をアレコレ聞いた。塾長がかわったこと。私の担当だった○○○ちゃんの英語の担当を引き継いだことや、コロナ禍のときオンラインでも教えたことなど。。。
○○○ちゃんとは、やめてから一度町で再開したことがある。。。友人たちといたのだが、私をみつけて、いきなり抱きついてきた !(因みに中学生だった 笑) 思えば、その彼女ももう大学生になっているだろう。。。
ハーレーダビッドソンのニュースから甦った、とても懐かしい思い出。