ナポリタンは、日本発祥のパスタ料理として多くの人に親しまれている一品です。
有名シェフや人気料理家さんが、様々なアレンジを加えたナポリタンレシピを公開しています。
異なるアプローチで作られたレシピを作りくらべながら、自分にとっての「究極のナポリタン」を見つける過程をお届けしております。
前回はフレンチの巨匠、三國シェフの「三國流ナポリタン」を作りました。
第二弾である今回は、コウケンテツさんの「大阪喫茶ナポリタン」をレポートします。
▼前回の記事はこちらです
大阪喫茶ナポリタンとは?
人気料理研究家コウケンテツさんが教える、大阪の喫茶店っぽいナポリタンです。
プロの料理研究家ならではのテクニックで、家庭でも手軽に再現できるレシピとなっています。
材料はこちら
詳しい分量はコウケンテツさんのYoutubeレシピの概要欄をご確認ください^^
・玉ねぎ
・ウインナー
・マヨネーズ
・ホールトマト
・ケチャップ
・ウスターソース
・砂糖
・オリーブオイル
・パセリ
・粉チーズ
・バター
作ってみました
①パスタを茹でます。
表示より1分長く茹でるのがポイントとのこと。
②パスタをざるにあげ、マヨネーズと和えてしばらくおきます。
③ホールトマト、ケチャップ、ウスターソース、砂糖でナポリタンソースを作ります。
④斜め薄切りにしたウィンナー、薄切り玉ねぎを加えて炒めます。
⑤スパゲティ、追いケチャップを加えてからめます。
⑥粉チーズ、仕上げのバターを加えて混ぜたら完成です。
いただきます
仕上げの粉チーズとパセリを加えると、まさに喫茶店のナポリタン。
「ナポリタンといえばこれ!」という見た目になりました。
特徴
- 麺がもっちり!
一番の特徴は麺のもっちり具合です。
茹ですぎた時の柔らかい感じではなく、ふっくらむっちりした感じ。
お店で食べるような食感で嬉しくなりました。 - ヒミツは茹で時間とマヨネーズ
もっちり感はどうやって出すのか。
パスタを1分長く茹でること、茹でたあとにマヨネーズを絡めておくことがポイントだそうです。
マヨネーズであえることで、味が美味しくなるだけではなく、お酢の作用で麺が伸びるのを防ぐのだとか。プロの技ですね! - ピーマンは入れない
コウケンテツさんは「ナポリタンにピーマン不要説」を唱えており(?)、ピーマンがナポリタンの味を邪魔してしまうという考えだそうです。 - 超ななめ薄切りのウィンナー
ウィンナーはうすーく うすーく斜め切りにします。
これほど薄く切るやり方は初めてでしたが、食べやすかったです。
作りくらべてみてどうだった?
今回、全く違うタイプの2種類を作ってみました。
同じパスタを使ったのですが、食感は全く違うものになりました。
作り方でこうも変わるのかというのが大きな学びでした。
当然のことながら、どちらもめちゃくちゃ美味しいです。
どちらが好みか決めようと思ったのですが、夫も私も、三國流ナポリタンを食べたら「これだ!」大阪喫茶ナポリタンを食べたら「やっぱりこっちかも!」の繰り返し。
それぞれのレシピの好きなところを取り入れていきたいと思います。
まず麺のもっちり感は大阪喫茶ナポリタンが好みでした。
そこに三國流ナポリタンの見た目の華やかさを入れられたら良いかな。
まだまだ修行が足りないので、もう少し他のレシピも試してみようと思います。
今回はどちらもマヨネーズを使っていたので、マヨネーズを使わないレシピも試してみたいところ。
もし「これぞ究極だ!」というおすすめのレシピがありましたら、是非コメント欄で教えてください。
今回は2種類まとめて作ったのですが、キッチンはしっちゃかめっちゃか。
別の日だと前に食べた味を忘れてしまうかなと思い、無理して2種類作ったのですが、次からは落ち着いて1種類ずつ作ろうと思います。
究極のナポリタン作りはこれからも続きます。