今回は、実際に作った保育園のおやつの写真を簡単なレシピと共に載せてみたいと思います。
「保育園で作るおやつの量=園児数分」ですので、家庭で作るおやつと違って数が多いため、製造過程や出来上がりが圧巻だったりします(笑)
ホットケーキミックスで作るウインナーロール
いきなり圧巻です(笑)まるでパン屋さんのような焼き上がりに私たち給食職員もニンマリ(^-^)満足の仕上がりです!
【材料】4個分
- ホットケーキミックス 100g
- 牛乳 30g
- サラダ油 5g
- ウインナー 4本
- ウインナー以外の材料はボウルに入れてひたすらこねる。
- 生地を4つに分ける。
- 生地は細く伸ばしてウインナーに巻き付ける。
- 160℃のオーブンで約10分焼く。
生地はホットケーキミックスを使用しますのでかなり膨らみます。焼くときには間隔を充分に空けることがきれいに焼き上げるためのコツです。生地を伸ばすときには、細く長く伸ばすとウインナーに巻き付けやすいですよ。
ホットケーキミックスで作るスコーン(卵不使用)
続いてさらにパンの集合体です。これも仕上がりが綺麗でしょ?
ぱっと見、シュークリームのようにも見えますが、こちらはホットケーキミックスで作ったスコーンです。
【材料】約20個分
- ホットケーキミックス 180g
- マーガリン 25g
- 牛乳 60g
- サラダ油 分量外
コーン・チーズなどお好みの具材を用意
- マーガリンは湯煎で溶かしておく。
- 大きめのボウルにサラダ油以外の材料をすべて入れ、こねる。
- 出来上がった生地を20個に分け、サラダ油を塗った手で生地を丸める。
- 170℃のオーブンで10分焼く。
生地を丸めるときに手にべた付く場合もありますが、サラダ油を塗ることで軽減されます。 こちらの生地も焼き上がりがかなり膨らみます。生地同士の間隔は空けて焼いてください。
基本のスコーン生地に茹でてつぶしたカボチャを混ぜ合わせて焼くと、こんなきれいな色のスコーンが出来上がります(#^^#)
メロンパントースト
食パンにクッキー生地を乗せて焼くことでメロンパンのようなトーストが出来上がります。大量調理の際にも『簡単にかわいくおいしいおやつを作ることができます』ので、おすすめの一品です。(もちろん家庭でも簡単に作ることができます。)
【材料】8個分
- 食パン(お好きな厚さ)2枚
- 薄力粉 35g
- バター 20g
- 砂糖 15g
- グラニュー糖(仕上げ用)必要に応じて
- バターはあらかじめ溶かしておく。
- ボウルに溶かしバター、薄力粉、砂糖を入れこねてクッキー生地を作る。
- 2を8つに分けて丸める。
- 4つに切った食パンに3の生地をつぶして平たくしてのせる。
- 4にお好みでグラニュー糖を振りかける。
- 200℃のオーブンで4~5分ほど焼いて出来上がり。
保育園では食パンを使用して作りましたが、ロールパンを使ってもメロンパン風のパンを焼くことができます。(クッキー生地の量を増やす必要はあります。) 焼き目の付いていない「白いロールパン」を使うと、本当のメロンパンのような仕上がりになりそうですね。
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米粉入り焼きドーナツ(卵不使用)
どうしても米粉を使ったおやつを作りたくて…ということからレギュラー入りした焼ドーナツです。ホットケーキミックスも使用していますのでふっくら焼きあがります。
【材料】約6個分
- ホットケーキミックス 100g
- 米粉 75g
- 絹ごし豆腐 90g
- 豆乳 10g
- 砂糖 30g
- サラダ油 25g
- 大きめのボウルに絹ごし豆腐を入れて滑らかにする。
- 1にホットケーキミックス、米粉、砂糖、豆乳を入れてこね、サラダ油を少しずつ入れて手につかないくらいの生地に仕上げ、ひとまとめにする。
- 2の生地を6等分にしてリング状にする。
- フラいパンにクッキングシートを敷き、3の生地を置き蓋をして、弱火~中火で焼く。
- ある程度膨らみ始めたらフライパンに50CCほどの水を回し入れ、蒸し焼きにする。
- 表面に焦げ目がついてきたら、ひっくり返してさらに焼いて出来上がり。
保育園ではスチコンを使用して「加湿焼き調理」をおこないますが、家庭用にフライパンバージョンでレシピを起こしました。 仕上がりは蒸しパンやベーグルに近いものとなりますが、それはそれでおいしいです。お好みで粉糖のトッピングも可。
さいごに
保育園ではおやつの調理時間が決まっているため、手作りおやつを提供するには、
- 少人数で
- 一気に
- 大量に作ることができるおやつ
にする必要があります。
その他アレルギーに配慮するために、日によっては
- 卵不使用
- チョコ不使用
- 乳不使用
などの縛りがある場合もあります。
細かな制約の中でのおやつ調理となるのですが、出来上がりがきれいですと我々給食職員もテンションが上がってしまうのです。