今回は、宇野千代さんの「極道すきやき」を再現してみました。
98歳までパワフルに生きた宇野千代さんらしい豪快な料理です。
参考にしたレシピは1994年出版、宇野千代さんの「私の作ったお惣菜」という本です。
宇野千代さんの「食」へのこだわりに圧倒されますが、その中でもひときわ目をひいたのが「極道すきやき」です。
極道すきやきとは
すきやきといえば、お肉に白菜やネギ、豆腐にしらたきなどを思い浮かべます。
極道すきやきは、野菜などは一切入れず「肉の旨みだけを堪能する」というもの。
ブランデーを使う点もポイントです。
極道感が出ますね~。
・牛肉
・卵
・ブランデー
・割りした
・ごま油
宇野千代さんは「100g 3000円はする和牛」を食べているそうなのですが、そんな高級品には手が出せないので、100gあたり480円のモモと298円の肩ロースを購入。
ブランデーに関しても「ナポレオン級のもの」と書かれていましたが、お手頃価格の小さなブランデーを用意しました。
作り方
①牛肉にブランデー、割りした、卵をまわしかけます。
②卵黄を絡めた牛肉を焼きます。
テフロン加工の鍋で作るそうですが、ホットプレートで焼きます。
ごま油を少しひきます。
宇野千代さんのレシピ「極道すきやき」を再現してみました。
— ももこ (@JL3GYyBHB426316) November 8, 2024
牛肉に、ブランデー・卵・割り下を絡めて焼きます。#宇野千代#極道すきやき#すきやきpic.twitter.com/cNoXtgPpRv
極道すきやきのお味は?
割りしたが薄かったのか、ほぼブランデー味になってしまいました。
本にも「普通の割りしたよりちょっと濃いめに」と書かれており、そうするとブランデーとのバランスが良くなったかもしれません。
入れるブランデーによっても結構味が変わりそうです。
卵はスクランブルエッグ状態になっていて、本当にこれでいいのかなとレシピを見返してみますと…
しまった。
全卵ではなく「卵黄」と書かれていました…。
なるほど。卵黄のみだとさらに濃厚な味わいが楽しめたのかもしれません。
これから作る方がいたら、卵黄のみでやってみてくださいね^^
再チャレンジしたいところではありますが、生卵につけて食べる普通のすきやきってやっぱり美味しいよね~と再認識。
普通のすきやきも食べたくなってきました。
参考までに
▼今回の「極道すきやき」レシピはこちらです。
▼宇野千代さんを知るならこちらがおすすめです。
明治~平成の時代にこんな生き方が本当に可能だったのだろうか、と驚くような波乱万丈な人生を垣間見ることができます!
▼使いやすいホットプレート
コンパクトサイズで2~3人の食卓にちょうど良いのでおすすめです。