コーヒーロースト東海さんで購入したコスタリカ エルサル ルマ。
こちらの豆を美味しく淹れるために試行錯誤した様子を記事にしました。
記事の最後には、参考のために使用したレシピを載せています。
前回の記事はこちらです。
oishi-coffee-life.hatenadiary.com
使用する豆
名前
コスタリカ エルサル ルマ
価格
1880円/240g
産地
コスタリカ ウエストバレー エルサル ルマ農園
焙煎度合
ハイロースト
焙煎からの経過日数
約23日(約3週間)
味の説明
店舗のコーヒー豆紹介より
より甘みを感じるイエローハニー製法。
今回の抽出の狙い
酸味を際立たせる調整は試してみたので、今回は豆の甘みを引き出すようにレシピを調整してみました。
これまで抽出した際も美味しい甘さを感じられたので、甘さを際立たせることができれば、豆の良さが引き立ちそうです。
はたして、うまくいくでしょうか。
抽出してみた
4:6メソッドという抽出方法に従って、より甘みが出やすいようにお湯を注ぐ分量を変えます。
4:6メソッドでは、1投目と2投目のお湯の量の割合で酸味と甘みのバランスを調整します。
今回は甘みを引き出したいので、2投目のお湯の割合を増やします。
このとき、1投目と2投目を注ぐ速さは、だいたい6ml/秒くらい。
分量が同じであれば、1投目と2投目ともに同じ時間で同じ量だけ注げばいいのですが、分量が違う場合は注ぐ量も時間も異なります。
不慣れだと、これがなかなか難しく、お湯の量が5,6gズレてしまうこともしばしば。
練習あるのみです。
さて、抽出したコーヒーの香りは、、なんと表現したらいいのか。
酸味、とも、甘味、とも言い切れない、なんとも不思議な香りです。
何か近いものに例えられれば良いのですが、特に思い当たるものがありません。
少し渋みっぽさも感じます。
では、ひと口。
口に入れると渋みが先に来て、あとからナッツ系の甘さを感じます。
全体的に甘みが印象的な味わいです。
まさに狙い通り。
濃度が低めで口当たりはあっさり。
かなりすっきりとしており、ゴクゴク飲めそうです。
単に味が薄いだけ、とも言えますが笑
飲んだ印象として、もう少し渋みが抑えられたらいいなと感じました。
抽出に使うお湯の温度をもう少し下げてみてもよさそうです。
振り返り
甘みを際立たせるようにレシピを調整してコスタリカ エルサル ルマを抽出してみました。
多少渋みが出てしまいましたが、甘さがありスッキリしとしたコーヒーに仕上がったと思います。
前回と今回で、酸味を際立たせたレシピと甘さを際立たせたレシピを試してみました。
それぞれの良さもありましたが、私としては、酸味と甘みともにバランスよくあっさりと出すのがいいんじゃないかな、と思いました。
その方がこのコーヒーの持つ良さをよく味わえそうな気がしました。
私の抽出技術はまだまだ発展途上。
これまでに試したレシピがうまくこの豆の良さを引き出せているとは限りません。
豆から狙った味を出すための技術の引き出しが増やせたらな~、なんてことを考えてました。
今回のレシピ
使用する器具
- ドリッパー ハリオV60
- ペーパーフィルター
- ドリップポット 山善 ドリップケトル
- コーヒーサーバー
- コーヒーミル タイムモアC2
材料
- コーヒー豆 15g 粗びき(コーヒーミルのつまみを32回操作)
- お湯 93度で225g
レシピ
- ドリッパーにフィルターをのせ、サーバーにセット
フィルターにお湯を行き渡らせるようにまわしかける - お湯が落ちたら、挽いた豆をドリッパーに入れる
- タイマーをスタートし、お湯を30g注ぐ
- 45秒経ったら、お湯を90gまで注ぐ
- 90秒経ったら、お湯を135gまで注ぐ
- 130秒経ったら、お湯を180gまで注ぐ
- 160秒経ったら、お湯を225gまで注ぐ
- お湯が落ち切ったら抽出完了!
抽出時間の目安は3分~3分10秒です。