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生のお茶の葉から「お茶ジャム」を作る - 保育園調理師の食ブログ

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勤務先の保育園では、行事の一環として園児たちがお茶摘みをしてきます。少しづつではありますが、お茶の葉もいただいてきます。

今回は、そのお茶の葉を使って、お茶ジャムを作ってみました。

お茶ジャムを作ろう(作業時間 約30分)

材料(出来上がり200~250g分くらい)

  • 水        250g
  • ペクチン     15g
  • お茶の葉     粉茶ならば15g(今回は生の茶葉から作りました)
  • 砂糖       30g
  • コンデンスミルク 40g

本日使用する器具(洗い物)

  • 耐熱皿(茶葉加熱用)
  • ホイッパー
  • ゴムベラ
  • 茶こし(市販の粉茶使用の場合は不要)

使用する調理家電

  • 電子レンジ(市販の粉茶使用の場合は不要)
  • ブレンダー(市販の粉茶使用の場合は不要)
  • キッチンスケール
  • コンロ

作り方

(市販の粉茶を使って作る場合は工程1・2は飛ばしてください。)

  1. 生や出がらしの茶葉を使用する場合は、耐熱皿に広げて電子レンジでパリパリになるくらいまで加熱する。(700wで5分程度)

  2. フードプロセッサーを使用して、お茶の葉を細かくする。

  3. 2と砂糖は一緒にしておく。
  4. 鍋に水とペクチンを入れて弱火にかけ、ホイッパーで混ぜながら煮溶かす。
  5. 4に3を入れて、お茶の香りがするまで煮出す。

  6. コンデンスミルクを加え、混ぜ合わせたら火を止め、温かいうちに茶こしで濾して出来上がり。

    冷めてくると、写真のようにプルプル感が出てきますので、温かいうちに手早く濾してください。茶こしで濾すことによって、茶葉の余計なざらざら感が無くなり、滑らかな食感になります。

 

 

茶葉は出来上がり直前に濾す

乾燥させた茶葉は、フードプロセッサーである程度細かくした後、茶こし等でふるっても良いのですが、加熱してお茶の香りをジャムに移してからの方が、より「お茶の香り」を感じることができますので、工程6で濾すことをお勧めします。

さいごに

茶葉から作るお茶ジャムは、程よい苦みも感じられ、パンやパンケーキによく合う味に仕上がりました。

また、スイーツとして食べることもできますので、豆乳プリンやバニラアイスなどに添えても良いかなと思います。

茶葉を細かくするためのブレンダーが無い場合は、すり鉢&すりこぎを使用したり、ポリ袋の中で細かく砕いて(ブレンダーやすり鉢を使用するよりはかなり荒くなります)作ることも可能です。


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