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家での食(11月下旬) - 石記

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もう11月も終わるのだが、日記スタイルだと現在に追いつくことができない。ということで、11月後半は最近の食べ物にまつわるハイライトを持ってまとめることに。家での食べ物のことしか書いていないが、実際だいたい食べ物のことしか考えていないので、これが俺の日々の思考のほとんどです。

1kgの肉でポルケッタ作って消費した

妻が友人と食事に行くというので俺の大好きな店を勧めた。俺が初めてポルケッタというものを食べて衝撃を受けたお店。予約をとった妻にポルケッタは絶対食べてきてくれ、と伝えたが当日はメニューに無かったらしい(たまたま無かったのか、メニューから消えたかは謎)。そんな話をしていたら俺もどうしても食べたくなって家で作ってみることにした。

umai-meals.hatenablog.com

焼きたてはそのまま分厚くスライスし、ナイフとフォークでもりもり食べたのだが、脂が多くなかなか減らない。いくつかの食べ方で1kg食べ切った。かつて食べたお店で撮られた写真を見てみると、輪切りにした後にもう一度加熱しているようだった。そのほうが脂も抜けて良さそう。これはリベンジせねば。

翌日以降は別の食べ方で。まずは薄めにスライスしてパンに挟んだ。千切りしたキャベツにマヨネーズ。一気に豪華なサンドイッチになった。

細かくしてサラダのトッピングに。塩気と油、それからハーブ感もプラスされるので、なんだかリッチなサラダになる。左側のオレンジ色の物体は人参をすり下ろしてオリーブオイル、酢、砂糖、塩を混ぜた物。俺はこうするといくらでも人参を食べることができる。なんたって今は実家からもらった人参が20本くらいある。

あとはベーコン的な感覚で薄めにスライスしてパスタに使用。ポルケッタ自体にんにくとハーブが大量に使用されているため大変相性が良い。オリーブオイル、ニンニク、トマトと共に。

しっかりと火が通ることによって脂が抜け噛みごたえが増し、濃厚な味わいに。この使い方良いかも。

 

牛肉の小間切れでタリアータ的なもの

ニンニク、トマトをオリーブオイルで加熱し、そこへ牛肉の小間切れを入れて火を通す。味付けはうっすら塩胡椒。バルサミコ酢+みりん+醤油を煮詰めたソースかけ、チーズを削って食べた。付け合わせは美味しいきのこ(椎茸&平茸)と塩漬けの胡椒。

全部をまとめて口に入れた瞬間のチーズの香りと牛肉の旨味、その後のきのこの鼻に抜ける香り、後味には黒胡椒の爽やかな風味と辛味が牛肉の後味の脂をきれいに流す感じ。家の食材を適当に組み合わせつもりだったが、調和加減に恐ろしさすら感じた。これは牛肉に負けないくらい風味が強いきのこがあってこそなのかも。むしろきのこが主役と言っても過言ではないので、美味しいきのこが手に入ったらまた作りたい。そして今度は塊肉で。

それから最近多用している胡椒の塩漬け、肉系なんでも合うな。

 

酢漬けのケッパー買った

近所のスーパーからケッパーが消えたので、塩漬けのものをAmazonで購入した。使用前に塩抜きする手間は必要なものの、これまで買っていた酢漬けのものに比べると格段に風味が良い(あとサイズもやたらとでかい)。使い勝手も保存性も良さそう。

 

巨大なアンチョビ買った

ケッパーと一緒に巨大なアンチョビも購入。定番の「スカーリアさんのアンチョビ」はこんな巨大な瓶詰めで売られている。今までは小さい缶詰を購入していたが、保存しづらいし、結構な値段するし、何よりも贅沢品のような気がしてチマチマとしか使えなかった。このサイズであれば大胆に使用できる(し、全然減る気がしない)。1年くらい持つのではないか。味はもちろん美味しい。

心踊るサイズ感

上記2品は同じ日に届いたので、両方使って簡単なパスタを作った。

ニンニクをオリーブオイルで炒め、ケッパーとアンチョビ、少しのローズマリーを入れる。刻んだミニトマトを入れて軽く煮詰めて塩で味を整える。シンプルながら各素材のおいしさが発揮されていた。というかケッパーのサイズ感よ。でかすぎるので少し刻んでも良いかも。

 

きのこと卵のオイスター炒め

ちょと見た目はアレなのだが、作っている時のイメージを倍くらい超える美味しさだった。はじめにきのこ(椎茸、平茸、キクラゲ)を炒めて塩とオイスターソースで味付けて一旦取り出し、甘めに味をつけた卵を強火でフワッと加熱したところにきのこを戻した。

山形で買ったキノコたちを使ったおかげでとにかく風味が強すぎるくらい強い。こんなん食べたら、もう近所のスーパーのきのこには戻れなくなってしまうな。

ぜんぜん話は違うのだが、このyumiko iihoshi pocelainのでかい皿、久しぶりに使ったがやはり良い。この皿は社会人になって間もない頃、友達の結婚式で関西に行った際に2次会を断ってまで実店舗へ買いに行った思い出の皿(あと結婚式の2次会の雰囲気が苦手だった。変にノリの良い余興とか)。当時俺の街では買えるところなんてなかったし、ネット通販でも人気で全然買えなかったのでどうしても手に入れたかった。unjourシリーズ大好きです。

y-iihoshi-p.com

 

厚切りポークソテー

子供に大好評だったポークソテー。豚ロースの塊を2cm厚くらいにカット。

塩胡椒をして表面に小麦をまぶし、フライパンで焼く。一度肉を引き上げて余分な脂を拭いた後、ウイスキー味醂のアルコールを飛ばし、醤油と砂糖でタレを作り、そこへ焼いた肉を戻してタレを絡める。最近はもっぱらこの作り方が多い。ウイスキー入れることによって雑味を含んだようなコクが生まれて大変美味しい。

キャベツが無かったのでもやし炒めを敷いた。本当はこのタレが絡んだキャベツの千切りにマヨネーズを少しつけて食べるのが大好き(カロリー)。

 

うまい鰤

良い感じの鰤が近所のスーパーに。結構な値段だったので一度断念した後、妻と子がレジに並んでいる時に諦めきれずに慌てて買いに戻った(レジには間に合わなかった)。良い感じの脂のり。

 

深川鍋

美味しんぼに出てくるやつを真似した。昆布多めで出汁を取り、味付けは味噌。

そこへアサリと葱たっぷりを入れて煮込む。個人的にネギが大好きなのだが、これはかなり美味しいネギの食べ方かもしれない。そしてアサリとネギの風味たっぷりの味噌の汁が最高。

以上11月後半のハイライト。

先日、柚子を大量にもらったので配合違いで4種類のポン酢を作ったりしている。柚子をくれた人にポン酢で返す試みであり、我ながらグッドアイデアだと思っている。これはまたいつか記そうと思う。

そういえば、んoonの新譜が最高でしたね。


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