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ブリューレシオを下げて抽出 コロンビア エメラルドマウンテンを抽出してみた - おいしいコーヒー生活

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※この記事はアフィリエイト広告を利用しています

コーヒーロースト東海さんで購入したコロンビア エメラルドマウンテン。
こちらの豆を美味しく淹れるために試行錯誤した様子を記事にしました。

記事の最後には、参考のために使用したレシピを載せています。

前回の記事はこちらです。

oishi-coffee-life.hatenadiary.com

使用する豆

名前

コロンビア エメラルドマウンテン

価格

1650円/240g

※2024年10月の価格

産地

コロンビア

焙煎度合

シティロースト

焙煎からの経過日数

約4週間

味の説明

お店のポップより

芳醇な香りと豊かなコクと甘みが特長。

今回の抽出の狙い

コーヒー豆の焙煎から時間が経つと、だんだんと風味が落ちてしまいます。
そこで、お湯とコーヒー豆の比率(ブリューレシオといいます)を変え、美味しい部分のみを抽出するような調整を試してみます。
調整にあたって、こちらの書籍を参考にしています。

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抽出してみた

コーヒー豆は焙煎からだいたい1週間~4週間くらいの間が美味しく飲める期間といわれています。
焙煎から1週間より早いとコーヒー豆の風味が十分に引き立っておらず、4週間を超えてくるとコーヒー豆の風味が落ちてしまうのだとか。
なので、1~4週間の間に飲み切ってしまうのがベスト。
それ以上かかりそうであれば冷凍庫(冷蔵庫ではありません、冷凍庫です)で保存すると良いそうです。
ちなみに、すでに挽いてある豆の場合は豆の状態より風味が失われるのが早いです。
そのため、最初から冷凍庫にしまってもいいかもしれませんね。

さて、風味が落ちてきたコーヒー、どうやったら美味しく淹れるでしょうか?
今回は豆をたくさん使い、短時間の抽出で美味しい部分だけ取り出す方法を使います。

いつもは豆15gに対してお湯225gだったり豆20gに対してお湯300gだったりと、お湯の比率が1:15となるようにしています。

この比率をブリューレシオといい、多くのレシピでも目安として使われています。

ここではブリューレシオを1:12にして、抽出時間も相対的に短く。
抽出時間が長くなると、コーヒー豆に含まれる美味しくない成分が出やすくなってしまいます。
そのため、抽出時間を短くして美味しくない成分が出てくる前に抽出を終わらせます。
お湯を注ぐ間隔など、具体的なレシピは記事の最後に記載しています。

 

さて、ブリューレシオを変えたレシピで抽出したコーヒーはどんな味でしょうか。

調整前は、口に入れた瞬間に渋みや雑味を感じてしまい、どうしても飲みにくさを感じていました。
しかし、調整後のコーヒーはきりっとした酸味やカラメルのような甘みなど美味しい部分は際立ちつつ、美味しくない成分は感じられませんでした。
甘さのおかげでまったり感がありつつ、酸味がアクセントになって味が引き締められているようです。

正直、調整前のコーヒーは最初に感じる渋みを我慢して飲んでいる感覚がありました笑
調整によって、素直に美味しいコーヒーだと感じられるようになり、とてもうれしいです。

今までと同じレシピなのに、なんだかおいしく淹れられないな、と感じてきたら、ブリューレシオを見直してみるのはよい手段だと思いました。

振り返り

焙煎から時間が経ったので、ブリューレシオを調整してコロンビア エメラルドマウンテンを抽出してみました。
渋みやエグみ、雑味などがなく、甘みと酸味が際立つ美味しいコーヒーになったと思います。
ブリューレシオを変えることの効果をはっきりと感じられました。

ちなみに、今回参考にした書籍の著者である粕谷哲さんのYoutubeチャンネルでは、普通のコーヒー粉を美味しくいれるレシピも紹介されていました。
慣れは必要ですが、かなり美味しくなるのでこちらもおすすめ。
古くなったコーヒー豆にも有効かもしれません。


www.youtube.com

今回のレシピ

使用する器具
  • ドリッパー ハリオ V60
  • ペーパーフィルター
  • ドリップポット 山善 ドリップケトル
  • コーヒーサーバー
  • コーヒーミル タイムモアC2
材料
  • コーヒー豆 15g 粗びき(コーヒーミルのつまみを30回操作)
    →抽出時間が長くなりすぎないよう、挽き目は粗めにしています
  • お湯 88度で180g
    →お湯の温度も抽出効率を下げるために、少し低めにしています
レシピ
  1. ドリッパーにフィルターをのせ、サーバーにセット
    フィルターにお湯を行き渡らせるようにまわしかける
  2. お湯が落ちたら、挽いた豆をドリッパーに入れる
  3. タイマーをスタートし、お湯を36g注ぐ
  4. 40秒経ったら、お湯を72gまで注ぐ
  5. 80秒経ったら、お湯を108gまで注ぐ
  6. 110秒経ったら、お湯を144gまで注ぐ
  7. 140秒経ったら、お湯を180gまで注ぐ
  8. お湯が落ち切ったら抽出完了!
    抽出時間の目安は2分40秒です

お湯を注ぐ量が中途半端で分かりにくいので、例えば
 35g→70g→105g→140g→180g
と切りのいい量にしてもいいかもしれません。


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