Quantcast
Channel: おうちでごはん
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2909

ガツンとフローラル系!? KALDI ハッピーホリデイズブレンドを淹れてみた - おいしいコーヒー生活

$
0
0

KALDIさんで購入したハッピーホリデイズブレンド。
おいしく淹れるために試行錯誤した様子を記事にしました。

記事の最後には、参考のために使用したレシピを載せています。

ハッピーホリデイズブレンドとはどんな豆?

こちらはKALDIさんで販売されている冬限定のコーヒー豆のようです。
店頭で見かけて購入しました。
同じく期間限定のノエルというブレンド豆も販売されており、どちらにしようか悩みに悩みました。

決め手は豆の紹介文。

シトラスピールやスパイスを思わせる爽やかな風味、ボリューム感のある味わいをお楽しみください。

とのこと。
爽やかでありながらボリューム感もある、という気になる説明に惹かれました。

パッケージはクリスマスをイメージするような特別デザインです。

パッケージの裏面には、豆の味わいを表現したグラフが載っています。

お店のレジ前にも同じグラフがあるので、購入前に確認することができます。
お店でグラフを見たときから気になっていたのですが、ロースト(焙煎度合いのこと)はどちらかというと浅煎り寄りなのに対し、ボディ(味の濃さや口当たりの重さなどを指す言葉らしいです)がフルになっています。
私の中で、ボディを形成するのは、豆の油分や深い焙煎によって生まれる様々な味わい、強めの苦味、というイメージがあります。
対してこの豆は、どちらかといえば浅煎り寄りで、しかもテイストが酸味寄りの豆でボディ感があるとのこと。
私のイメージと相容れず、どんな味なのか想像できません。
一体どんなコーヒーなのか、とても楽しみです。

 

豆の見た目はこんな感じ。

私が見た限りでは、ミディアムローストからシティローストくらいなんじゃないかな?と推測しています。

豆の香りは、香ばしいとも酸味っぽいとも違う、スパイシーな感じでした。
なんとなく華やかな酸味も感じられます。
これはエチオピアの豆の特徴かな?
刺激的で気持ちが上向くような、ワクワク感のある香り、という印象です。

 

豆の生産国はエチオピア、インドネシア他、となっています。
価格は1155円/200gでした。

KALDIさんでは購入時に豆を挽いてもらうこともできます。
私は飲む直前に好みの粗さで挽きたいので、豆のまま頂きました。

抽出してみた

私が普段から使っている4:6メソッドというレシピで抽出します。

4:6メソッドを簡単に説明すると、以下の通り。
①お湯は豆の15倍の量を使用
②1~2投目でお湯の4割、3投目以降でお湯の6割を注ぐ
②最初の2投のバランスで酸味と甘みのバランスを決める
③3投目以降で注ぐ回数によってコーヒーの濃度を決める

今回は、お湯を5投に分けて均等に注ぐベーシックなやり方にします。

 

抽出を始めて1投目の蒸らしでは、インドネシアの豆特有の深い苦みの香りが漂ってきました。
もしかして苦み系のコーヒーかな?と思いながら抽出を進めていくと、今度はフローラルな香りが出てきました。
香りだけ嗅ぐと苦みも酸味もバランスよく感じられます。

抽出が終わり、出来上がったコーヒーの香りをかいでみると、フローラルな酸味の香りが漂ってきました。
少し甘さもあるせいか、梅を使った駄菓子を連想しました。
少し苦みもありそうな感じ。
見た目はしっかり濃く出ているようです。

では、味はどうでしょうか?
ひと口飲んでみると、ビターでありながらフローラルさもある風味が、ガツンと口に広がります。
苦いが強いのか?いや、酸味が効いている?やっぱり苦みが優勢か?なんて考えているうちに、すっと味が通り抜けていってしまう。
正しい表現ではないかもしれませんが、太く短い味わい、という言葉が浮かびました。

何度か味わってみたところ、どうやら酸味のほうが目立っているようです。
そのおかげなのか、濃度感は高いのに口当たりがさっぱりしているように感じました。
濃い味わいにも関わらず、雑味がなく美味しいです。
冷めてくると、甘さが出てきてこれまた美味しい。
最近の抽出の中では、結構うまく淹れられたんじゃないかな、と自画自賛してしまいます。

 

飲む前は、なんとな~くガツンと苦み系コーヒーを想像していたのですが、実際に飲んでみるとガツンとフローラル系、と表現したくなる不思議な味わいでした。
後味もすっきりしていて飲みやすいです。
苦味も聞いているおかげか、味がどっしりしているので、クリームをのせるアレンジを加えても美味しそうです。

振り返り

KALDIさんのハッピーホリデイズブレンドを4:6メソッドで抽出してみました。
フローラルな風味をガツンと味わえる、インパクトのあるコーヒーに仕上がったと思います。

飲む前はスターバックスさんのハウスブレンドみたく、スパイシーな風味が強いのかなと予想していました。
ところが、実際はフローラルな風味にスパイシーな雰囲気が加わった、爽やか系?コーヒーだったことに驚きました。
KALDIさんのイメージするハッピーホリデイズはこんな感じなのか~

今回のレシピ

使用する器具
  • ドリッパー ハリオ V60
  • ペーパーフィルター
  • ドリップポット 山善 ドリップケトル
  • コーヒーサーバー
  • コーヒーミル タイムモアC2
材料

※今回は抽出量300g(2〜3人分くらい)です

  • コーヒー豆 20g 中粗挽き(コーヒーミルのつまみを27回操作)
  • お湯 90度で300g
レシピ
  1. ドリッパーにフィルターをのせ、サーバーにセット
    フィルターにお湯を行き渡らせるようにまわしかける
  2. お湯が落ちたら、挽いた豆をドリッパーに入れる
  3. タイマーをスタートし、お湯を60g注ぐ
  4. 45秒経過したら、お湯を120gまで注ぐ
  5. 90秒経過したら、お湯を180gまで注ぐ
  6. 130秒経過したら、お湯を2400gまで注ぐ
  7. 160秒経過したら、お湯を300gまで注ぐ
  8. お湯が落ち切ったら抽出完了!

Viewing all articles
Browse latest Browse all 2909

Trending Articles