おはようございます。
かざねっこです。
本日の題名は『ニラはカリリと焼くのがいい』です。
今回は小話となっております。
ごゆるりとお付き合いいただけると嬉しいです。
最近、ちょこちょこ主人がニラを買ってくる。
買ってきてくれるのはいいのだけれど
どうも調理するのに気が進まない。
基本的に、私の平日は
朝4時50分から始まる。
そして、まず初めにやる家事が料理。
家族全員の朝昼晩の三食分を一気に作ってしまう。
(正確には晩は『次の日の晩』のこと)
そして、なにを言いたいかというと
私は早朝からニラを料理するのが苦手なのだ。
おそらく、匂いが原因なのだと思う。
なんというか、パンチがあるのだ。
さらに、調理するにしろ
私は計量が苦手な人間だから
味付けは目分量でやりつつ
最後に味見して調整する。
その味見ができない。
寝起きで、ほとんど空っぽの胃の中へ
ニラを入れるのに抵抗がある。
ニラのパワーに
胃が負ける気がするのだ。
そして、極めつけは
その作ったおかずをお弁当に入れてもいいのか。
私が子供のころ。
時折、母は夜に手作りの餃子を作ってくれていた。
もちろん、ニラ入りだ。
でも、必ず、ニラを入れないのものも数個作った。
次の日のお弁当用だ。
ニラは匂いがあるからね。
母はいつもそう言っていて
なので私はお弁当にニラは入れないほうがいいと
ずっと思っていた。
となると、せっかく作ったとしても
明日の晩にしかそれは食べられないわけで
お弁当の具にはできない。
ならば、お弁当のおかずにもなるものが優先。
したがって、いつもニラは私の中で
後回しの食材となっていた。
そんなある日。
ニラの卵焼きを作った。
それを、次の日の晩のおかずに出したら
なぜか子供達に大ウケして
お弁当のおかずに入れてくれと言われた。
「いや、でも、匂いがあるし・・・」
とは言ってみるものの、「それでもいい」と言われる。
ちょうどその時、主人もいたから
お弁当のおかずにニラを使ってもいいか相談してみた。
多分、このご時世だからだと思う。
我が家はいまだに子供も主人も
会社や教室など室内にいる場合は概ね
マスクをしている。
だから、大丈夫だというのだ。
まあ、お弁当を食べる人たちが
そう言うのであればいいのだろう
ということで、ニラはめでたく
我が家のお弁当のおかずに昇格したのだった。
そして、この度、昇格のきっかけとなった
ニラのレシピのご紹介。
『ニラの卵焼き』
・ニラを洗って食べやすい大きさにカットする。
(根本は細かく葉の部分は短めの方が食べやすい)
・卵を割ってざっくり混ぜておく。
・フライパンに少し多めの油を引き
ニラを重ならないようにフライパンの全面に
万遍なく敷く。
・卵を溶いたものを全体にかける。
・削り節をふりかけ、さらにお醤油をスプーンなどに入れ
軽く全体に振りかける。
・やや強火で両面を焼く。
出来上がりはこちら↓
ポイントは卵焼きの両面を焦げ目げつくまで
しっかりと焼くこと。
それこそ、噛んだときに「カリリ」とするくらい。
特にひっくり返したときに下にくる面には
醤油が振りかけてあるので
焼いているときに香ばしい匂いが漂ってくる。
そこにニラも加わるから、香ばしさが増してゆく。
これは私だけの感覚かもしれないけれど
ニラをよく焼くと独特の匂いが
香ばしさに変わってゆく気がする。
これから、ますます
スタミナが必要となってくる季節。
ニラを食べて、しっかり補充。
本日もお付き合い頂き、ありがとうございました。