生クリームが余っていたのでレシピを参考にスコーンを焼きました!
美味しかったです♪
今回は6つのこ食についてお話しします。
6つのこ食とは
現代社会の食生活の乱れを表した言葉のことをいいます。食事バランスが崩れ子供の成長に影響を与えるだけでなく、人を思いやる気持ちや協調性が育まれずわがままな人間になりやすい危険な食習慣になるといわれています。
逆を言えば食生活で思いやりや協調性が身に付きますから生きていく上でとても大切なことですね。
①孤食
家族が不在で1人でご飯を食べることです。
孤食は親の目が届かず誰にも注意されないので、好き嫌いや発育に必要な栄養素不足に陥りやすいです。またコミュニケーションの欠如から社会性や協調性がなく、引きこもりになるなどのお弊害を起こしやすくなることが考えられます。
とはいえ現代では共働きが多いですし子供だけでご飯を食べるご家庭も多いと思います。晩ご飯が難しかったら朝ご飯だけでも一緒に食べるなど工夫すると良いかもしれませんね。子供と話をする機会をあえて作らずとも毎日の食卓で子供の様子を伺えるチャンスですのでこの時間は確保したいですね。
②個食
家族それぞれ自分の好きなものを食べることです。
個食は別名バラバラ食とも言われます。家族揃って食卓についているのに各自好きなメニューを食している状況です。好きなものしか食べないので、栄養が偏り協調性のないわがままな性格になってしまう可能性があるといわれています。
子供の要望通り食べたいものだけを与えていると、我慢することを学ばず、わがままを助長し偏食になる一方です。親が栄養バランスを考えて用意した食事を食べさせる経験は協調性を育む意味でとても大切なことといえるでしょう。
③粉食
粉製品を好んで主食にすることです。
パンやラーメン、うどん、パスタなど粉を使った主食のことですが、食べ過ぎに注意しましょう。日本人の主食はお米ですが、その消費量は年々低下しています。また最近は米不足といわれていて食べたくても食べられない日が続いています。本来は和食中心の品数あるおかずとお米を食べることが望ましいです。
さて粉食の食べ過ぎがなぜ注意しなければならないかというと、粉製品は柔らかいため噛む力が弱くなり噛む回数もお米と比べ少なくなります。咀嚼力が低下すると顎の力が発達しなかったり歯が弱くなってしまいます。噛む行為は、脳の血流を高めて記憶力や思考力の向上に効果を発揮したり満腹中枢に働きかけ食べ過ぎを防いでくれたり唾液の分泌を促すことで免疫力アップにも繋がります。
米不足の今いえるのは、バランスよく粉製品も取り入れた食事を心がけていきたいですね。
④固食
自分の好きな決まったものしか食べないことです。
例えば、牛丼ばかり、カップ麺ばかり、菓子パンばかり食べ続けてしまうと栄養が偏り、多くの場合、ビタミン・ミネラル・食物繊維が不足し、高脂肪・低たんぱくにな理、肥満や生活習慣病を招いてしまうことも。ビタミンやミネラル不足は、イライラや集中力の欠如、キレやすさなど精神面の不調を引き起こします。固食は心が荒れる原因にもなります。
⑤小食
いつも食欲がなく食べる量も少ないことです。
この小食が続くと、発育に必要な栄養が足りなくなり気力も続かず無気力などの弊害を引き起こします。食べる意欲は生きる意欲のバロメーターです。ただし無理に食べさせるのではなく楽しく食べることを心がけ温かい目で見守ることが大切です。
⑥濃食
味の濃いものを好んで食べることです。
外食や市販のスナック菓子、加工食品には塩分や糖分が多く、調味料も多く含まれているため、生活習慣病を引き起こしたりエネルギー過多で肥満にも繋がりやすいです。
子供の食事は大人が気を付けてあげなければ改善されません。家で作るときは調味料の調節が比較的容易にできますね。出汁の旨味を活かすなど心がけてみるのも良いと思います。
まとめ
6つのこ食を紹介しました。
我が家は小学生の子供がいるので⑥は食事を作る際に気を付けています。その甲斐あってか最近薄味を好むように。ちょっと味が濃いと指摘されます(笑)。
できることから少しずつ実践できたらいいですね。完璧にこなそうとすると疲れてしまいますので程々にやっていきましょう。