10月、来年の手帳が並ぶのをよく見るようになった。
私は10年近くほぼ日カズンを使っていた。
ほぼ日カズンの気に入っていたポイントは2つ。
ひとつは、ウィークリーが24時間表記のバーチカルであること。
近年は24時間表記のバーチカル手帳のラインナップが増えてきたが、10年くらい前は選択肢が少なかった。
22:00までの仕事をしていたので、24時間表記のウィークリーは重宝していた。
また、仕事柄1日にたくさんのアポがあったので、時間軸で把握できるバーチカルのタイプが使いやすかった。
もうひとつは、マンスリー、ウィークリー、デイリーの3種類のページが全てあること。
「シゴタノ!手帳術ークラウド&スマホ×アナログ手帳で人生を楽しく自由にする方法」で紹介さていた、ほぼ日手帳をフランクリン・プランナーのように運用する方法を参考に手帳を活用していた。
タスクをマンスリー→ウィークリー→デイリーと落とし込んで使えるのが便利だった。
仕事を進める上で、ほぼ日カズンには大変お世話になったけれど、ほぼ日カズンを使うのはやめることにした。
2022年の途中に産休・育休に入った。
産前は、妊婦健診や手続きが何かとあって、仕事で使っていたのと同じようにほぼ日カズンを利用していた。
しかし、子どもが生まれると、子どもとの生活において、細かく1日の計画を立てることは無意味だと悟った。
マンスリーに予定を書いて、ウィークリーで1週間のスケジュールとToDoを確認していたが、デイリーページを持て余すようになってきた。
仕事を辞めた私にとって、デイリーページは不要かもしれないと思い、ほぼ日weeksを試しに使ってみることにした。
しかし、日によってはデイリーページにメモしておきたいケースがでてきた。
また、カズンを使い慣れた自分にとって、 ほぼ日weeksは記入欄が少なく感じて、上手く使いこなせないことが分かった。
ほぼ日ユーザーだったのでほぼ日weeksから試してみたが、他メーカーの手帳を探しても、気に入るデザインや求める記入スペースを満たす手帳に出会えなかった。
悩んだ結果、システム手帳を使ってみることにした。
1番の理由は、やはりカスタマイズができることだ。
記入欄が足りない時はリフィルを追加すれば良いし、必要な日だけデイリーページのリフィルを使うこともできる。
調べてみると各メーカーから様々なリフィルが発売されていて、自分好みのものを選ぶのも楽しそうだ。
自分が使いやすいように、好きなようにアレンジできるのが魅力的だ。
仕事をしている間は、ほぼ日手帳カズンで事足りていたから、システム手帳という選択肢を考えもしなかった。
しかし、もっと早くからシステム手帳を使っても良かったのではないかと思えるくらいだ。
自分だけのシステム手帳作りを楽しもうと思う。