ニンテンドーミュージアムもいいけれど
2024年にクラフトインターネットなど、
古き良きインターネットに注目が集まっていたけれど、僕は昔から「もう使われなくなった"ウェブ廃墟"」を探すのを趣味にしてます。
今年の秋、京都にオープンするニンテンドーミュージアムが話題なので、
史料価値的という意味でも読まれるべきだと思う
任天堂の「ゲームソフト公式HP」をいくつか紹介しようかなと。
まずは夏ということでこのゲームから。
スーパーマリオサンシャイン
ちなみに、
任天堂のソフトの公式ページ下部にある
← →をポチポチ押していくだけで、
発売日が近いソフトを辿っていけるので時間が溶けます。ほんとに。
のページとか平成感がすごくてほんとに良い。
ポケットモンスター ピカチュウ版
ポケモン・ピカチュウ版のページ。
やばい、これは平成初期だ・・・。
背景のロゴも良すぎ。
"バッテリーバックアップ機能付"
ポケットピカチュウのページも、よい。
メトロイドプライムハンターズ
DSのオンライン対戦があつかったメトロイドプライムハンターズ。
個人的には我が青春の
公式ページは今見てもかっこE。
『メトロイドプライム4』はまじでオンライン対戦含め、期待してます。
スターフォックス64
小さいスクリーンショットが想像力をめっちゃ刺激してくれて良い。
「コイツらが、スターフォックスだ!」
とか、スターフォックス64に限ったことじゃないけれど、
どのページも、ちゃんと文章表現も世界観に合わせてるのが◎
星のカービィ2
色使いとかゲーム画面の構図とか説明文とか完璧で、
そりゃあ売れるわな・・・。
ゲームボーイの中ではわりとやり込んだ作品かも。
(※さすがにHPは独自ドメインとかではない)
「https://www.nintendo.co.jp/n02/dmg/akbj/index.html」
ゼルダの伝説 風のタクト
サイトマップがHTML感むき出しで好き。
モンスタータクティクス公式ウェブサイト
知る人ぞ知るゲームボーイカラーの「かくれんぼバトルRPG」というジャンルの名作。
スパイラルって制作会社、いまどうしてるんだろう?
「ムービーをみる」で.mpgが落ちてくるのも逆によい。
ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ
もうこれが一番エグい。
カクカク表示のパソコンで、
アイテムのページ見てワクワクしてた当時が蘇る・・・。
DXの「スマブラ拳!!」も現存してて震える。
特にアンケートページは、
ちゃんと"古き良きインターネット"感が残っていてほんと好き。
マザー2
Mother2のページは、当時から逆に洗練されすぎてて、
今見てもあまり違和感ないデザインなのがすごい。
スーパーマリオランド 6つの金貨
敵キャラの絵が鳥山明に負けてないぐらい魅力的。
他社事例
カプコンとかソニーとかコナミはたぶん、
悲しいかな昔のままのページは残してないのかな。
(Internet Archiveとかにはあるはず)
・モンスターハンター2G
https://www.capcom-games.com/product/ja-jp/monsterhunterportable2ndg/
・メタルギアソリッドOPS
・ドラゴンクエスト8 (PS2)
(こういうの見るとちょっと残念・・・。現代のUIデザイン的にはこれが正解なのかもだけど)
インターネットアーカイブには一応記録されてます。
例:SIRENの公式ウェブサイト
他にも、
シーマンの公式サイト「https://seaman.tv/」に飛んで見たらドメインがなかったり。
そんな中、当時のデザインをそのまま残している、任天堂の意気込みよ・・・。
こういうのを見てると、ニンテンドーミュージアムの完成度も心配することはなさそう。
昔プレイしたお気に入りのゲームボーイソフトなどある方は、
タイトル名で検索するとわりかし上位に出てくるのでぜひとも。
話はずれるけれど、オモコロのこれとかもノスタルジアの塊すぎてやばい。
たぶん日本のインターネットテキストサイト時代って、
海外からは見たことがない世界だと思うので、
「シティポップ」みたいに再流行・再解釈される時代がくる気がしている。
ウェブデザイナーの人や個人サイトを作ろうと思う人は、
こういうのを参考にしてみてもいいかも?
任天堂にはこのままずっと、
古き良きインターネットの世界を記録し続けてほしいなと。
ゲームの公式HPに限らず「こんなウェブ廃墟もあるよ!」っておすすめがある方は気軽にコメント頂ければ幸いです。
以前の個人サイトのやつ、そろそろ第二弾をまとめるつもり。
"ウェブ廃墟"的なコレクションは、まだまだたくさんあるので、
またブログで紹介していきたいな~と。